病気を防ぐためのケア
病気を発症する前に防ぐことが予防の基本です。
虫歯や歯周病は、初期には痛みや自覚症状もほとんどないので、痛みが出たときには症状も悪い方向に進行している場合も少なくありません。
しかし、定期的にお口の中のチェックやケアを行うことで、虫歯や歯周病の発病や再発を防ぐことが可能です。これにより大切な皆様の歯の健康維持を図っていきます。
皆様は、突然に歯の痛みが出たような経験はありませんか?せっかく治療したばかりの虫歯や歯周病の再発が、ケア不足のために悪くなってしまう方もいらっしゃいます。
またお子様の場合、乳歯や生えたばかりの永久歯は、虫歯にかかりやすいので、早期発見・早期治療が不可欠です。
大人の予防は『PMTC』を中心に行っています
毎日のブラッシングでも、完全に汚れは落としきれていない部分が必ずあります。そこを棲み家として細菌が『バイオフィルム』を形成します。
バイオフィルムは強固な膜のため、医院で専門の器具を使いと落とすことが効果的です。これがPMTC(プロが行う徹底した歯のクリーニング)です。
【汚れ落とし→磨き上げ→フッ素塗布】
お子さんの予防は『フッ素とシーラント』をメインに予防しています
生えてきたばかりの乳歯や永久歯は、虫歯になりやすいことと発症後は急激に進行する傾向があります。そのため、フッ素の塗布や、歯の噛み合わせ部分をシーラント処理をすることで、予防していきます。
◆ フッ素は歯を強くします。
フッ素はジェルを塗る塗布法と浸透させるトレー法があります。
◆ フルーツの香りがある歯磨き粉を使って楽しくクリーニング。
◆ シーラントは、溝が深い歯に歯を削らずに合成樹脂を詰めます。
【フッ素ジェル/シーラント】